呼吸に意識を向ける

〔呼吸に意識を向ける〕

ヨガ歴45年☆NPO沖ヨガ協会理事長☆龍村修先生のもと、更にヨガを深めるため、養成講座一年コース、昨日は第4回目でした。

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ヨガがエクササイズやストレッチと違うのは、深い呼吸によって、心身の解毒に最適な健康方法だと思います。

普段は呼吸に意識を向けることなく、ごくあたりまえに出入りする息を披露するだけですが、意識をして深く呼吸することによって身体の隅々に新鮮な空気が行き渡り、血液循環もよくなっっていきます。

呼吸を意識し深くする事で、からだの隅々まで酸素が行き渡ると、内臓の動きは活性化し、発汗、排泄もスムーズになり「風通しのいい」身体になります。

ゆったりとした動きと深い呼吸で、心身をコントロールして、健康になるだけでなく、体と心をつなぎ、今ある体と心の状態を知り、心地よくある方法を感じていけるのです。

古代インドの修行法、ヨガが最重視する概念「氣」とは、生命を司るエネルギーだと龍村先生は言われます。

そして、動き(ポーズ)のみを追求するエクササイズと違って、むしろ注意すべきは氣の出し入れに不可欠な呼吸なのです。

深く呼吸すると、酸素の供給量が増えて全身が浄化されます。
さらに、自律神経やホルモンの働きが活発化して免疫力も高まります。
また、交感神経の過剰な働きは緩和され、不安やストレスは減ります。

長く息を吐くと 、幸福ホルモンであるセロトニンが分泌されるとも言われています。

ヨガで行う腹式呼吸を続けていくと、呼吸筋、横隔膜を意識的に動かせるようになり、その結果、常に深い呼吸が出来るようになります。
いくつか呼吸法を習った中で一つ紹介しておきますね。

 

(アンドルー・ワイル博士のすすめるくつろぐ呼吸法)
①背筋を伸ばし、舌の先を上歯の裏側につける。
②フ〜っと音を立てながら、口から思い切り息を吐き切る。
③鼻から静かに息を吸いながら、心の中で4つ数える。
④息を止め、そのまま7つ数える。
⑤②と同様に音を立てながら、8つ数える間に息を吐く。
✳︎これを4回繰り返し、普通の呼吸にもどる。
✳︎1日に2回おこなう。
✳︎呼吸の速度ではなく、吸気、保持、呼気の比率が4:7:8になることが重要。
速度は無理なく息が止められる時間を基準に調節すると良い。
ひとつのリズムを続けていくと、自然に副交感神経の働きが高まってきます。

 

先ず自分の呼吸を見守り、ゆっくり呼吸することから始めてみる、呼吸に意識を向ける。そうする事で、からだは変わってくると思います。
鬱の状態だと背中が丸く呼吸が浅いそうです。
姿勢を良くして深く呼吸すると、セロトニンも分泌されて幸せ体質になれるって聞くと、やっぱり普段から呼吸を意識して深くしていきたいですね。
脳もからだもスッキリしますよ^ ^