歪みは「エネルギーの動きの偏り2』by龍村ヨガ

ヨガ歴45年☆NPO沖ヨガ協会理事長☆龍村修先生のもと、更にヨガを深めるため、養成講座一年コース第3回目を受講しました。

本来ヨガは決して無理はしないし、無駄をしない、競争もしないし、自分の生命の声を聞きながら、生命の喜ぶように、自分にちょうど良いだけ行うもの。

「自分の体に聞く」…『生命に聞くこと』を中心としたヨガの修正法を前回に引き続き、1日かけて学びました。

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前回→http://jibunfuusui.club/wp-admin/post.php?post=258&action=edit

人は、どんな人でも個性別の心、身、生活の偏りがあり、多かれ少なかれ無自覚の歪みを持っています。その人の歪み傾向を知り、その歪みを中心に修正していくのですが、歪みは目に見える形に現れる前に、『エネルギーの動きの偏り』として現れてるから、その面から根本的に修正していくという方法を教わりました。

ヨガの身体観は、『部分即全体』(部分は深く全体と一体化している)に基づくもので、修正法として、部分的に関連部位を刺激し動かすことで、体全体の血行が良くなり、「氣」の巡りがスムーズになります。その結果、全身の凝りがほぐれ、内臓の働きが高まり、体の歪みの改善、首の痛みや肩こりの症状が改善されていくのです。

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「指ヨガ」も同じで、東洋医学の『部分即全体』という原理をベースに、指を回したり、反らしたり、手の平や甲を揉んだりするだけで、脳のストレスを解消し、心身のアンバランスを改善することが出来るんです。

「指ヨガ」というのは、驚くほどよく効きますし即効性があります。
指ヨガはお風呂の中でもできますし、通勤の途中でもできます。例えば、寝違えた場合でも、指ヨガをやった後に首が動くようになったりします。
ヨガというのは、ポーズやストレッチをやっているだけではだめです。
必ず身体と心と呼吸を一体のものにして行う。一体のものとして行おうとして様々なものに気づくということがヨガの価値です。
『指ヨガ』をやるときも、呼吸と、実施の際の形と、集中して行うことが大事なポイントです。
身体の内側に目を向けるということなのです。同じことをやっていてもそれが身体の中でどんなことを起こしているのか。
中指回しでも、ただやっていたらそれで終わりで気づきません。ですが中指回しをやる前に首を動かして視野の確認をして調べておいて中指を回しました。そうしたら結果的に身体の中で変化を起こしたということが分かります。
これが内側を見る効果、瞑想効果や修正効果になります。
身体が歪んでいる人のほとんどは人から指摘をされてはじめて歪んでいることが分かります。こういうことは身体の方に普段から意識がいっていないということになります。
身体の方に意識を向けて身体の中に何が起こっているのかということを見て、そして自分の身体のアンバランスに気づける能力。
これが修正効果と瞑想効果です。ヨガにはこの2つが出てきます。

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ヨガの身体観は、整体的暮らし方によるもんだな〜と感じました。
是非、日頃から足の裏や手の平を揉んだり指を引っ張ったりしてほぐしてみてください。
それが、全身のケアに繋がるので、セルフケアとして体を整える方法になりますよ(^ ^)